ある日突然、自死遺族になって。

2016年10月に息子を自死で亡くしました。過労自死でした。

親友の来訪

高校時代から、唯一の親友と呼べる友達が

お線香をあげに、お供えも持って

わざわざ訪ねてくれた。


普段着で大丈夫だから・・・と、

何度も伝えていたのだけれど


頭のてっぺんから、靴の先まで

隙のない出で立ちで

颯爽とやってきてくれた。


亡くなった息子にすれば

いちばん嬉しい来訪者かもしれない。


高校時代から、お互いに

親友はぼくら二人きりだと言っていた。


二人とも外見なんて気にしないから

垢抜けしない、地味な二人だったが、


お互いに、口数も少ないけど

となりにいてくれると


沈黙も気にならないんだ・・・と

息子がよく話していた。


彼も東京に出張のときは

必ず連絡を取り合って

一緒に食事に行っていたらしい。


息子も帰省が決まると

親より先に知らせていたようだった。


スマートにスーツを着こなしている

彼を見て、本当に眩しかった。



もっと正直に言えば、羨ましかった。



息子も生きてさえいれば

もうちょっとは、垢抜けしてたかな?



よく似た性格だと

お互いにいつも話していたのに、



どうして、

こんなに差がついてしまったのか?


どこが、分かれ道になってしまったのか?



なぜ、うちの息子だけが

ひとり寂しく

この世から自ら消えてしまったのか?



息子の死は、受け入れることはないけど



やっぱり、会いたい!



ただ、真面目に働いていただけなのに

どこで道を逸れてしまったのだろう?



悔しい!本当に悔しい!

それしか言葉がないよ。




また、👦ちゃんのいない

一日が始まってしまったよ。