ある日突然、自死遺族になって。

2016年10月に息子を自死で亡くしました。過労自死でした。

話題の本

近くに大型書店がオープンしたらしいので、久しぶりに書店に行ってみた。


入り口の目立つところに、いま話題になっている「死ぬぐらいなら、会社辞めれば!」が積まれていた。


最初にニュースに載っていたとき、冒頭の部分だけ読んだが、その時の私は少し救われた。


店先でパラパラとめくってみたが、購入しなかった。読めばたぶん今の私の心には響くだろうし、亡くなった息子と重なる部分も多くて、たぶん私は泣いてしまうだろう。


でも、もう手遅れなんだ。


きっと亡くなる前の息子に、この本を読ませたとしても、きっと自分と重なる部分も感じなかっただろうし、心に響く部分もなかっただろう。


すでに、それほど精神が崩壊寸前の状況であることに、息子本人も気付いていなかったのではないかと、今になって思う。


もし、この本を読んで、これって私のことだと思う方がいたら、少しでも早く周りの人たちにSOSを出してください。


会社は変えられますが、命を失なってしまったら、2度と元には戻せないのですから。


なかったことにはできないのです。


今ごろ、それに気付いた愚かな母親ですが。