ある日突然、自死遺族になって。

2016年10月に息子を自死で亡くしました。

31年で終わりなんて・・・

息子の人生は

わずか31年で終わってしまった。



どうして、こんなに生き急ぎ

自ら終わらせてしまったのだろう?




子供のころから真面目で優しくて

何をするにも全力投球で

自分のことよりも

人の気持ちを思いやる誠実な子だった。



仕事の悩みやストレスが

かなりたまっていたにもかかわらず

人の悪口や愚痴は言わなかった。



それが溜まり過ぎてか

とうとう精神疾患に罹患してしまった。



同様の職場を転々としてきたと言う

年上の同僚の方も

システムエンジニアが休業や退職に

追い込まれて会社から使い捨てに

されて潰されたのを

たくさん見てきたので


そうなる前に、息子にも

「この会社は早く辞めたほうがいい!」と、

何度も忠告してくださったそうですが、



息子の返事は、

「今ここから逃げ出す訳にはいかない」と、

言うものだったそうです。



受診していた心療内科の先生の診断も

「うつ病・適応障害」でした。


とても毎日出勤して、しかも深夜の

不規則な交代制勤務のできる状態では

なかったそうです。



でも、息子は休まず、遅刻もせず

とうとう最後の日が来てしまいました。



退勤直前に、上司から呼ばれ、

やっと仕上げた仕事を

使い物にならないと罵倒され



普段の仕事ぶりや人格の全否定まで

同僚の前で叱責され、



そのまま、誰とも口をきかず

暗い表情で職場を出ていったそうです。




翌朝、息子が出勤してこないので、

「さすがに、昨日のことで、相当堪えて

この会社に愛想がつきたのかな?」と、

みなさん思ったそうです。



でも、普通はまず会社に出てこれなくなる

と言うプロセスを踏むのに



まさか、いきなり命を絶つ・・・なんて。



僕たちの考えが甘かった。

そんな決断をするところまで

追い詰められていることに

気がつかなかった・・・



いつも、傍にいながら

助けることが出来なかったと

みなさん泣いてくださいました。



途中で仕事から逃げ出すことは、

息子なりのブライドが許さなかったのでしょう。



ずっと離れて暮らしていたとは言え、

気づいてやれなかった自分を

責めてしまう毎日です。



最期にひとりで決断させてしまい

ひとり寂しく逝かせてしまったことが

本当に不憫でならず、

母親として、いちばんの後悔です。



本当にダメなお母さんでごめん。



さびしい・・·・会いたいよ!