ある日突然、自死遺族になって。

2016年10月に息子を自死で亡くしました。

臨終に立ち会うこと

うちは私が一人娘で、親戚も近くに

少ないため、

これまでに何人も

身内を看取ってきた。



子供のいない叔父、叔母

私の実の両親、

主人の母と、祖母。



私の両親は急逝だったので

入院や介護こそなかったが、



あとは入院中から世話をして

みんなの臨終の瞬間に

立ち会ってきた。



そんな私が

まさか最愛の次男の

臨終にも立ち会えず

最期を看取ってやることもできずに

一人で寂しく逝かせてしまった。



私がずっと仕事をしていたので

育児からほとんど

私の母に任せっきりだった。



その母が急逝したのは

深夜だったので、



大学生で県外にいた次男は

祖母の死に目に立ち会えなかった。



火葬のとき、控え室にいる親戚とは

交わらず、最後まで炉の前にいた。



本当は大泣きしたいだろうに

泣くのを我慢しながら

ひとりで炉の前にしゃがみこんでいた。



息子の深い悲しみが伝わってきた。




最期の言葉を交わせなかったことを

とても悔やんでいたようだった。




それなのに、今度は次男を



看取ってやることもできず、

ひとり寂しく旅立たせてしまった。



順番がおかしいよ。

お母さん、頭がおかしくなるくらい

悔しくて悔しくてたまらない。



できるだけ早く迎えにきてよ。